Gas prices nationally and in NJ nearing $2.99 mark, how low could they go?
これを受けてちょっと気になったので、原油価格や日米のガソリン価格について調べてみました。
直近5年間のピーク価格(いずれも2022/6時点)
ドバイ原油価格 111.85ドル/バレル(セントルイス連銀)
ガソリン価格(米国) 5.006ドル/ガロン(米EIA)
ガソリン価格(日本) 215.8円/リットル(資源エネルギー庁)※補助なし価格
2025/10/20時点価格
ドバイ原油価格 61.2ドル/バレル(日経新聞)
ガソリン価格(米国) 3.019ドル/ガロン(米EIA)
ガソリン価格(日本) 184.5円/リットル(資源エネルギー庁)※補助なし価格
下落率
ドバイ原油価格 45.2%
ガソリン価格(米国) 30.6%
ガソリン価格(日本) 14.5%
*ガソリン価格はいずれもレギュラーガソリンの全国平均価格
価格決定メカニズムが同一というわけではないので値動きが乖離することがあるのは踏まえるべきですが、原油価格や米ガソリン価格の動向に比して日本のガソリン価格の下落率は随分と低いように思うのは筆者だけでしょうか。
米国価格と同程度に下落していれば、現状の価格は150円台であっても不思議ではありません。
次に、2020年以降の日米ガソリン価格の推移を見てみます。
日本価格は2022年以降については補助金が適用される前の価格です。
為替要因を排除するために米国価格は1リットルあたりの円建て価格に換算しています。
また、直近ピークとボトムが概ね一致するようグラフ表示を調整しています。
水準は異なるものの、補助金制度が始まる2022年までは日米価格は概ね足並みを揃えた値動きを示していますので、日米ともにピークおよびボトム価格に異常値がある可能性は低いように思われます。
日本ピーク価格が意図的に抑制された可能性もありますが、補助金制度がすでに開始されているため消費者には波及しないことから価格抑制に動く理由がありません。
そこで価格には異常値は含まれていないものと見ていいのではないかと考えています。
にもかかわらず、制度開始以降は日本価格は米国価格よりも高止まりしているよう見えます。
単純にグラフを見れば足元の価格は10円程度低くてもいいように見えます。
これは何故なのでしょうか。
価格決定メカニズムにおいて筆者の与り知らない要素が日本価格を高く留めている理由があるのかもしれませんが、補助金制度が開始されて以降に起きている事象であることから、制度が悪用され価格が意図的に高くされている可能性は否定できないと思います。
特に2025年は水準だけでなく、価格の動き方そのものが日米で乖離が大きくなっているのが気になるところです。
ガソリン暫定税廃止で価格引き下げを狙う前に、補助金を出しているのですから、政府にはチェックしてもらいたいところです。



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