ケネディ元大統領の甥であり、ケネディ家の家名を継ぐものとして民主党から出馬する想定で選挙戦を展開していたものの、バイデン大統領が出馬を見送る様子がないためか、無所属で出馬すること表明したものです。
Robert F. Kennedy Jr. announces independent run for president
現職大統領の出馬は他の候補者に優先する慣例があるので、出馬を撤回しない限り民主党候補者はバイデン大統領で確定です。
共和党候補はトランプ氏が今のところ最有力ですが、裁判等の法的要因で出馬が不可能となる可能性がありますし、党内の対立候補が一本化されるようであれば優位性を失う可能性もあります。
現段階での2者の支持率は拮抗している状況ですが、ここにケネディ氏が加わるとますます混沌とした状況になってきます。
ケネディの名前を冠しているので、民主党寄りの有権者の支持を集めやすい候補者ですので、バイデン大統領の高齢を懸念する有権者が流れるかもしれません。
一方、ケネディ氏は陰謀論好きで知られており、民主党の理念とは異にするとして身内から非難されてもいるのでケネディ家の一員としては異質の存在ですから、トランプ氏には投票したくない共和党寄りの有権者の受け皿となる可能性があります。
どの程度流れるかはまだ判断するには早すぎますが、泡沫候補として無視できる存在ではないことだけは確かです。
民主・共和各党の候補者からケネディ氏に票が流れるケースを想定すると以下のようになります。
各10%流れる 民主:共和:ケネディ=45:45:10
各20%流れる 民主:共和:ケネディ=40:40:20
各30%流れる 民主:共和:ケネディ=35:35:30
つまり、両党とも支持者の3割が流れてしまうとケネディ氏が当選する可能性が現実的になってきます。
そのような事態を回避するためには、民主党はケネディ氏は共和党寄りであると主張し、共和党はその逆を主張することで、対立政党を分裂させることを狙った選挙戦を展開してくることが予想されます。
一方のみが効果を発揮できれば対立候補を共倒れさせることができるかもしれませんが、両陣営とも同じような効果ならばケネディ氏が漁夫の利を得る可能性が出てきそうです。


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